自作キーボード 日本語配列 #4【書き込み編】※GH60 Satan版は終了

自作キーボードを日本語配列でつくろう!

GH60 Satanで作成した私の記録です。

今回は【書き込み編】GH60 Satanは完結です。

 

まず↓のサイトでファームを作成します。

TMK Keymap Generator

 

↓キーボード > GH60(RevCHN)を選びます。

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↓前回の記事「レイアウト作成」でコピーしたレイヤ0とレイヤ1のRawDataをそれぞれ赤枠と青枠のところにコピペします。

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Fn0をレイヤーアクション > モーメンタリー、レイヤーは1を選びます。

LEDはあまり細かい設定はできないです。

私の場合はBacklight バインドをレイヤー、レイヤーを1 バックライトにチェックを付けました。

実際にLEDはFnのボタンにしか取り付けていません。

これで、レイヤー1になると取り付けたLEDが点灯するはずです。

 

↓次に下画像の赤丸部分の「.eepファイルをダウンロード」を押してファームをダウンロードします。

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「keymap.eep」がダウンロードできたら、ファームの作成は終わりです。

 

次にkeymap.eepファイルの書き込みです。

↓のGitから「tkg-toolkit」をダウンロードします。

 

 ちなみに、私はWindows環境で行いました。MacOSやその他Linux OSの方はやり方が違うと思います。

そっちはわからんです、sudoで叩けば良いと思うのですが・・・

とりあえず、Windows環境で書いていきます。

 

GitでダウンロードしたZIPファイルを解凍するとtkg-toolkit-master > windowsフォルダの中が下記のような構成になっているかと思います。

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キーボードをPCに接続し、基板裏面のリセットボタンを押します。スイッチは一つしか無いのですぐわかるかと。

 

接続したら、tkg-toolkit-master > windows > toolフォルダの「zadig_2.2.exe」を起動しドライバをインストールします。↓

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Options > List All Devicesを選びます。すると「ATm32U4DFU」を選べるようになります。

上の画像だと「ATm32U4DFU」になってません、GH60(Interface 4)になっちゃってます。すでにドライバをインストールした後の画像なので・・・すみません。

「ATm32U4DFU」を選んだらInstallを押せばドライバのインストールが始まります。

 インストールが終わったらZadigは閉じてOKです。

 

次に、ダウンロードした「keymap.eep」をtkg-toolkit-master > windowsにある「reflash.bat」にドラッグ&ドロップします。

すると↓が表示されます。※恥ずかしいフォルダ名なので隠してあります(-_-;)

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ここでEnterを押すと書き込みが始まります。

「Waiting for Bootloader」が表示される場合があります、その場合はSatan基板裏面のリセットボタンを一度押してください。ボタンを離すと書き込みが始まります。

 

これで自作キーボード 日本語配列 GH60 Satan版の完成です!

 

いやぁ、結構大変でした。

何がって、前回の記事でも書きましたが、何でレイアウトと実際のキーが合わないのかっていう・・・

半年使ってみて感じたことは次回【自作キーボード 日本語配列 #番外編】にて記事にしたいと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

自作キーボード 日本語配列 #3【レイアウト作成編】

今回も自作キーボード日本語配列について書いていきます。

 

 【レイアウト作成編】です。

 

すみません、書き込みまで記事にしようと思ったのですが、結構長くなってしまったので分割して書きます。

 

 

↓のサイトでレイアウトを作成します。

Keyboard Layout Editor

 

↓のように近しいレイアウトである、Preset ⇒ ISO60%を選びます。

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これだと日本語配列にならないので、右Shiftキーを選び、Widthを1.75にします。

さらにxを13.25にします。

空いたスペースにキーを追加したいので、サイトの左上にある「Add Key」を押します。

すると下のようにキーが追加されました。

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追加されたキーを選んでxに12.25、yに3を入力すると「?」と「右Shift」の間に入ります。

 

Backspaceも小さくしたいですね。

Backspaceを選んで、Widthを1、xを14、yを0にします。

 

Backspaceが空いたところにキーを追加したいので、

「Add Key」を押してキーを追加し、xを13、yを0にします。

すると、↓こうなります。

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あとは左Shiftが小さいので、隣にある「| 」のキーを削除します。

削除はAdd Keyの隣にある「Delete Keys」で消せます。

左ShiftのWidthを2.25にして↓のようにします。

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前回組み上げたキーと同じ個数、大きさであることを確認します。

 

 

で、

このままだとキー配置が結構違うので、一つ一つキーを選んで、好きな文字、数字、記号に変えて行きます。

私の場合はこうなります↓

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ここまでできたら、

 ↓の画像のようにサイト内のRaw dataに行き。青枠部分をテキストにコピーしておきましょう。

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これで「レイヤ0」のレイアウトが完成。

 

 

 

 

 

と、思いきや!

 

 

このままだと、キーレイアウトと実際のキーボードのキーが合いません!

↓のように修正します。

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どう修正したかと言うと、

「@」⇒「 [ 」

「 [ 」⇒「 ] 」

「 ] 」⇒「 ¥」

「 ¥」⇒ 「INT3」

※INT3は @と‘ のキーです。

ええ、面倒です。

 

これで本当に「レイヤ0」のレイアウトは完成です。

この時のRaw dataのテキストをコピーして、テキスト保存しておいてください。

 

「レイヤ1」も同様に作成します。

私は↓のようにしました。

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面倒なので修正が必要なキーは使っていません。

※何も書いてない白紙のキーはレイヤ0を引き継げます。

 

「レイヤ1」のRaw dataもテキストに保存しておいてください。

 

このデータを使って、次回はFW用にデータを変換して、書き込みを行います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

次回こそは【書き込み編】です!